ヨロズな感想日記

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ADHDの人との付き合い方は?「史郡アル仙のメンタルチップス~不安障害とADHDの歩き方~」感想

こんにちは。無職のアラサー女マメハルです。

 

 

突然ですがみなさん、史郡 アル仙さんという漫画家をご存知でしょうか。

 

クレパス画家としても活躍している20代の女性で、1ページ漫画「今日の漫画」をTwitterで公開。

昭和な絵柄で描かれる心に染みるお話が話題になりました。

 

 

不安障害とADHDの症状があることを公表しているアル仙さんですが、それらの症状と自信の体験を漫画にした「史郡アル仙のメンタルチップス~不安障害とADHDの歩き方」を発表。

 

 

コミックエッセイが好きなので先日購入して読んでみたんですが、3等身キャラで描かれる衝撃的な内容に驚かされる作品でした。

 

目次

 赤裸々過ぎる過去のエピソード

この本では作者のアル仙さんが、ADHDが理由で経験した過去のエピソードを中心に描かれています。

 

おおまかに言うと

不登校→引きこもり→精神科の誤診→症状の悪化→精神病院に入院→専門医の診断でADHDと判明→現在

という流れ。

 

 

誤診の恐ろしさとか、本人の気持ちとか色々考えさせられるところはあるんですが、私がこの漫画を読んで一番最初に思ったのが「まわりにこのような症状を持っている人がいたら、どのように接していけばいいのか」ということでした。

 

 

というのも、描かれている過去のエピソードが赤裸々すぎて正直怖かった。 

・処方された薬(誤診だから不適切な薬)が原因で夢遊病状態で街を徘徊。

・道を歩いている女性の肩を掴んで怖がらせる。

・警察官を110番で呼び出して包丁向ける。

等々。かなりとんでもないエピソードまで描かれている。

 

当事者が一番大変だと思うけど、これって周りもめちゃくちゃ大変だよね…。

 周囲の人間はどうやって接すればいいのか

ではこのような症状を持つ人に、家族や友人、周囲の人間はどのように接していけばいいのか。

 

 

そのヒントを示してくれるのが、漫画にも登場するアル仙さんの絵の師匠、菩須彦(ボスヒコ)さん。

 

アル仙さんが「誤診されている」って気が付いたのも、菩須彦さんの言葉がきっかけでした。

 

 あとがきに菩須彦さんの文章が乗っているんですが、アル仙さんのような不安定になりがちな方との付き合い方として以下のように語っています。

アル仙のようなトンデモ状態の人とつきあい方ですが、ADHDや精神疾患などを、その人を理解するために勉強し、それらの症状を個性だと思うことです。

そして、一線を引いて付き合うのが重要です。

引きずり込まれたらお互い沈没しますからね。 

 これって確かに大切なことだと思うんですよね。

「自分がどうにかしてあげないと!」って入れ込み過ぎちゃうと、自分も引っ張られて自分まで精神的に不安定になる可能性がありますからね。

 

相手の症状をしっかり理解した上で対応し、「自分は自分、この子はこの子」って一線を引いて付き合っていく。

 

こう言うとなんか冷たいって思われるかもしれないけど、自分まで精神的に不安定になっちゃうのは何がなんでも避けるべき。

 

 まとめ

史郡アル仙のメンタルチップス~不安障害とADHDの歩き方~感想

・作者はTwitterでも有名な史郡アル仙さん

・不安障害とADHDの症状と自信の体験を漫画化

・描かれている過去のエピソードが怖くなるくらい赤裸々

・周囲の人間はどうやって接すればいいのか考えさせられる

 

ここまで書いておいてなんだけども、声高に「おすすめです!」とは言いづらい作品です。というのもこれを読んで不安障害やADHDの方に対して、偏った見方をしちゃう人がいても仕方ない描き方かなって読んでて思ったんですよね。

 

「あくまで個人の体験」っていうのを認識して読まないといけないね。「ADHDや二次障害について知りたいから読む」っていうよりは、アル仙さんの考え方や体験を知るコミックエッセイとして読んだほうがいいと思う。 

 

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